そのメールの女の子は全く知らない女の子だった。彼を知ってる？というメールと添付された写真には見覚えのある顔。たしか、1度だけご飯に行った人だった。彼女は彼とはいつ会ったのかと聞いてきた。私は夏に1度ご飯を食べただけよ、と答えた。 その代金は彼…

ドライブの帰り道、停めた車の中でコルトレーンが流れ出した瞬間、満足げな顔をしてニヤニヤしながら、 「この間（ま）、この間、ヤバいよねぇ」とJazzの良さや味について呟いている。 その顔はジーンと痺れて髭を撫でてる。 私はわからないのにわかったふり…

「まんねえ元気かよ」 「まぁぼちぼち。どうしたの。超久々じゃん。そっちこそ元気でやってんの？学校の話をした記憶がないってことは電話すんの半年ぶりだよね。時間経つのはっやいねー」 「やべーよなー。んーとね、俺さーあの後ね、鬱になっちゃって。ひ…

恵比寿にある東京都写真美術館の中にあるCAFE BISにて4点、絵を展示させて頂くことになりました。 ありがたいです。 美味しいコーヒーもありますのでお近くに行った際は是非立ち寄ってみてください。

深く吸い込んだあいつは、次の瞬間むせて咳き込んだ 「これToo much!」 ハーフのあいつのそんな言葉遣いが好きだ うん、これ使おう。 これtoo much!

あなたはいつだって気分 せめて１つでもgive me a reason もしも1度味わえるとしたら まるでそれはLike a heaven

ねえ、あとはゆっくり引き金を引くだけ そしたらあとはゆっくり落ちていくだけ どこまで落ちてくよ！

ねえもうちょっとだけ付き合って 私はあなたの亡霊と あなたは私の残像と とりあえず、ダンスをしていたいの。 踊っていたいの、一晩中。

たまに思うことがある。 このままじゃおかしくなっちゃうって。 それとももう、おかしいの？ きっとみんな多少なりとも狂ってる。 でなかったらこんな世界生きてけないじゃない。 ILL上等。 もちろんそっちの意味でも、あっちの意味でも。 ILLな存在？ それ…

お楽しみはこれから。 Stay tuned チャンネルはそのまま。

あなたからしたら私は、諦めの悪い人 私からしたらあなたは、往生際の悪い人よ。 ねえこれは宿命よ。 もう運命は決まった。 あなたも心を決めて受け入れて。 もう覚悟をする頃合いのはずよ。 だから何度も言ったじゃない、あきらめてって。

人の気持ちなんてさ、わからないじゃない。 結局わかったフリしてるだけじゃない。 でもさ、わかり合いたいじゃない。 だからさ、わたしは必死にあなたになったつもりで考える。 でもさっぱりわからないのよ。 あなたって人がね。

あなたが鳴り響かせるからね。 ほら、宇多田ヒカルも言ってたでしょ。 「ただ必要なだけ、さびしいからじゃない」って。

d あなたがこの絵を初めて見た時、言った言葉を覚えてる？ 曖昧な、困ったような笑顔で「どんな気持ちでこれ書いたの」って。 ねえ、今。まさにこんな気持ちの時よ。

午前0時を回る時、 それはとても甘い世界の入口なんだよね。 あなたが私の足の親指を口に含んだと同時に、甘いあなたの、甘いとても甘い 甘い体液があたしの中に注入される。 恥ずかしさと嬉しさの狭間で私はその注入されたあなたを存分に味わう。 真夜中が…

火がつく瞬間ってのは、ホント人それぞれみたいだ。 そんなことで火がつくんだって、わかんないもんよね。 ねぇ、わたしにも煙りをちょうだい。 あなたは煙りを口に含んで、頬は膨らんで、いつもよりおどけた表情で 「こっち？それともこっち？」とモゴモゴ…

いつだって利権争いで忙しいわね。 お互いにどれだけ相手の領域を手に入れて、 どれだけコントロール出来るか。 もはや政治ね。 で、結局のところ、どっちが支配してんのかってこと。 あなたの気がするし、私のような気もするし。

うん、そうね。 去年のあの日から多分わたし、ずっとバッドトリップの最中なの。 たいがい過去に経験したバッドトリップっでやつはさ、 凄く若かった頃に、 まだ知識がなかった頃に、 好奇心丸出しで読み漁った（けれどそれは「ただ酩酊するなんてダサい。ち…

「あなたってズルい人ね」 「俺、ズルいんだよ」 後で冷静に考えれば、ズルいのはお互いさま。 もう会わないって言ったのにね。もう触れないって思ってたのにね。 あんなに泣いたのにね。お互い誘惑に弱いのね。 でもほら、こうして２人並んでたら、いつの間…