秋/天現寺/伊勢丹/EazyBreezy
天現寺からのバスはもう満席で揺られながらの帰り道。
駅まで行かずに三丁目で降りたらコーヒーショップで一服、そしてもう一服。
外へ出たら湿度40%の快適な空気は日陰なら一日中でもいれるほどで御苑にでも足を伸ばそうかとふと考えたけど世界堂でキャンバスと新しいペンを買ったら伊勢丹で香水を嗅いでみる。
こちらも試してみていいですか?の問いに「もちろんです」。
この「もちろんです」って返事が凄く好き。
しかしいい年してバニラフレイヴァな香りを三つも試してどうなの?とか思うと同時に、いやギャップは大事でしょう、けどそれがイタい方向に行くのはどうにか避けたいとかなんとか。
ランダムのiPodからはI still remember the ways that you touched me.Now I know I don't mean anything to you.You're Easy Breezyああ、多分and I'm too.
ただの「男」のあなたが父親になったら、きっと私のことなんてすぐに忘れるのよ。私のことなんて一夏の過ちだなんてすぐに忘れてしまうのよ、なんてなー。
自分で言ってて笑ってしまうようなセリフ。
相手も相手で「俺は変わらないよ」なんて、三文芝居もいいところだ。
ってスケジュールを見たら正に去年の今日水曜日映画見に行きませんかなんてクラシックなファーストデートをして御苑を歩いてる間お互い額にうっすらと汗なんかかいてたなぁとか。ああそんなに悪くないなと思えるのはもう思い出だからなのね。
あとは洗濯をして掃除機をかけたらもう完璧。安いコーヒー飲みながら絵でも書いて音でも鳴らしてればもうそれはそれで完璧。